今回は1月の誕生石・ガーネットについてお話します。
私はガーネットが大好きで宝石店にオーダーするぐらい愛用しています。
さて、ガーネットはとても由来が奥深いパワーストーンで、持ち主との相性が良くないと効果を発揮してくれません。
また、ガーネット自体が嫉妬深く他のパワーストーンと組み合わせると効果が出ないという方もいらっしゃいます。
それにはガーネットの由来が効果に関係していると考えられます。
それでは1月の誕生石・ガーネットについて、持ち主の相性やその由来についてご紹介いたします。
ガーネットの基礎知識
- 和名/ざくろ石
- 色/赤褐色、赤、紫、緑、オレンジ
- 産出国/インド、ブラジル、タンザニア、スリランカ、マダガスカル
- 硬度/7.5
ガーネットの種類について
ガーネットの種類は多種多彩です。
それぞれの特徴を色とともにまとめてみます。
- アルマンティンガーネット/赤褐色
一見黒っぽく見えますが光に照らすと深紅が確認できる深い色合いです。
- ロードライトガーネット/赤〜紫
赤〜紫色のガーネットで光に照らさなくても一目で色が解る色合いです。
- スペサルティンガーネット/オレンジ○
オレンジ色のガーネットで、マンダリンガーネット、ヘソナイトとも呼ばれています。
- グリーンガーネット/緑
バナジウムとクロムという元素が含まれているため緑色になります。
- デマントイドガーネット/緑
こちらのガーネットもグリーンですがダイヤモンドのように輝くガーネットです。
かなり希少価値が高いです。
ガーネットの効果の由来とは
効果の前に由来を先にご紹介いたします。
ガーネットは別目・ざくろ石と呼ばれておりますが、その由来はギリシア神話に関連しています。
ギリシア神話にペルセポネという娘が登場します。
ペルセポネは冥界の王ハーデスに好意を抱かれ冥界へと拐われてしまいました。
ハーデスはペルセポネに紳士的に優しく献身的に接しましたがペルセポネは悲しんでばかりで食事も喉に通らず飲まず食わずで過ごしていました。
ペルセポネの母は大地の女神であり、ハーデスにペルセポネを地上へ返すよう命じます。
ハーデスは承知いたしましたがペルセポネに地上へ返すことを伝えるのと同時にペルセポネにザクロの実を4つ渡します。
飲まず食わずでいたペルセポネはザクロの実を全て食べてしまいますが、冥界の食べ物を口にしたら一口1ヶ月ほど冥界で過ごさなければならないという掟があるため、ペルセポネは4ヶ月ほど冥界で過ごさなければならなくなりました。
それを知った大地の女神は悲しみ怒り、引き篭もってしまい、地上に一切の目組をもたらさなくなりました。
それが四季で言う“冬”の成り立ちだそうです。
ガーネットが1月の誕生石なのもこの神話が由来だといわれております。
さて、ガーネットが嫉妬深いというのも、ペルセポネを紳士的に接していたハーデスに対して徐々に惹かれていき、ハーデスが浮気をしたときにたいへん嫉妬したといわれています。
そこから、ガーネット自体も嫉妬深いといわれているようです。
ガーネットの効果とは
・努力を実らせる
・貞操を守る
・浮気の防止
・一途な愛を貫く
・エネルギーの活性化
・情熱を高める
ハーデスがペルセポネに紳士的・献身的に接していたようにコツコツと努力をすれば必ず実る、一途な愛・貞操を守る・浮気の防止などペルセポネにあやかった効果があります。
ガーネットと相性の良い石は?
ガーネットはピンクトルマリン、ルビー、インカローズ、カーネリアンなどピンクや赤系のパワーストーンと相性が良いです。
恋愛ならピンクトルマリン・ルビー・インカローズ、仕事や勉学にはルビー、カーネリアンがオススメです。
1月の誕生石、ガーネットについてのまとめ
ガーネットの嫉妬深さや効果の由来などは後付け話に感じる方もいらっしゃると思いますが、ガーネット愛用者としていえるのは、この石は努力のお供に物凄く心強いパートナーとなってくれるパワーストーンです。
因みにガーネットは浮気、不倫、略奪を嫌う傾向にあるので複雑な恋愛をしている方には手を貸してくれません。
一途な愛を守りたい方、邪な気持ちを持たずに努力を実らせたい方に効果があるのでそういった方にオススメなパワーストーンです。
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